6月30日、無事に施工が終ったとの事で、最終チェックにエッフェル塔へ。作業途中しか見ていなかったので、まずは完成形の70mのパネルを目の前にして、その出来栄えに目頭がジーンと熱くなり。となりを見ると施工窓口を担当してくれたラファエルも感動している様子。うぅぅ・・・二人でウルウル😂。
引き渡し前の最終確認として、エッフェル塔の広報文化担当スタッフ、印刷から施工まで一気に請け負ってくれたオキシチーム、そして私達でパネルを一枚一枚確認。「ここいいね！この色いいね！」と労いながらのチェック作業となりました。
それぞれと意見が分かれたり、話し合いが難しい時などもあったのだけれど、すべてが結果に上手く繋がり、全員がいたからこその素晴らしいエクスポジションが完成したのだと自負できる出来上がりになったと思います。
イメージを皆さんに沢山お見せしたいところなのですが、、、オープニングまではなるべく控えてほしいとのことで、すみません。
そして！エクスポジションの正式オープン日が7月11日に決定！
パネルが大きく、その日まで隠しておけるわけではないので、すでに鑑賞できてしまう😆のですが、一応その日にオープニングセレモニーを行います。
この日も既に鑑賞されている方々がいらしたので、少し様子を見ていたのですが、仏語、英語、スペイン語の三か国語で表示されていることもあり、沢山の方が真剣にパネルを読んでいてくれることがとても印象的でした。
ところでこの写真、金曜の午前中にしては、人が少ないと思いませんか？
実はこの日のエッフェル塔、ストライキ実行中。元々ストライキを行うらしいという情報はあって、何日間続くかわからないということで😱オープニングセレモニーも11日と余裕を持って設定されました。この日に決まるまで紆余曲折あり、私達も翻弄される日々だったのですが、流石にここまでには終わっているだろうということですね。
日本ではストライキなんて、ピンとこないと思うのですが、本当にパリではあちらこちらで常にストライキが行われています。先日もゴミの収集が何日もされず、道にゴミが置き去りにされて社会問題になっていたのをご存じの方も多いのではないでしょうか。なんでも実際に行うストライキというのは交渉の中の一部であって、水面下ではストライキ実行前、実行中、そして実行後にも厳しい話し合いがされるため、経営者は気が抜けない時期なのだそうです。
エッフェル塔がストライキの場合は、エッフェル塔に上ることはできないのですが、無料ゾーンはセキュリティさえ通れば中に入ることはできます。ただやはり入場者は少ないので、ゆっくり鑑賞できていたみたいです。普段はもっともっと人がいるので、ある意味この日の鑑賞者さんはラッキーでしたね！
速やかにこのストライキが終わってくれることを祈ります。そして私達は11日のセレモニーに向けて準備を進めて参ります。
6月30日に行われたエッフェル塔のストライキは7月1日より解除になったようです。エッフェル塔に訪れる前に最新情報をご確認ください。
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