フランスより、エッフェル塔建設で知られるギュスターヴ・エッフェルとその子孫の活動をお伝えします。

カテゴリー: 彼の仕事

トゥルネル通りシナゴーグ

仏語名:Synagogue des Tournelles  施工期間: 1867-1876

観光客やおしゃれなパリジャンで賑わうマレ地区のちょっと外れに、ひっそり静かな通りRue des Tournelles(トゥルネル通り)はあります。その21番地にあるユダヤ教会堂、シナゴーグを訪問してきました。

アーブル歩道橋【サン・クルー – ブローニュの森間】

仏語名:Passerelle de l’Avre  施工期間: 1891-1893

1893年に作られた、パリの西側、セーヌ川沿いのサン・クルー市とブローニュの森を繋ぐ水歩道橋。ゆったり流れるセーヌ川にかかる真っすぐな歩道、そして広がるパノラマを堪能できるお散歩にぴったりな素敵な橋をご紹介します。

自由の女神像

エッフェル塔の他にも様々な橋や建物の設計をしてきたギュスターヴですが、実は自由の女神像の製作にも関わっていました。

自由の女神像はアメリカ合衆国建国100周年を祝って1886年にフランスより贈られました。彫刻を担当したのはフレデリク・バルトルディですが、なんと像の外側は3/32インチ(約2.5ミリ)の銅でできているんだそうです。薄くてびっくりですよね。その銅製の薄い彫刻を中で支えている構造物があるわけですが、それを設計したのがギュスターヴです。

ラボラトワール・エッフェル

ギュスターヴは晩年、エッフェル社の経営を娘婿のアドルフ・サルと旧友モーリス・ケクランに委ね、気象観測、天体観測、生物学的観測、無線逓信研究にいそしみました。エッフェル塔内で当初は研究をしていましたが、後にパリ16区のオートイュに研究所を構えました。それがラボラトワール・エッフェルです。

ガラビ高架橋

仏語名:Le Viaduc de Garabit  施工期間: 1880-1884

フランスのカンタル県にあるトリュイエール川を渡るために1884年に作られた鉄道橋。

長さは約565m、高さは80mもあり、とても繊細でアーチ型が美しい橋です。

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