日々是エッフェル

フランスより、エッフェル塔建設で知られるギュスターヴ・エッフェルとその子孫の活動をお伝えします。

193回目の誕生日に寄せて

ギュスターヴ・エッフェルは 1832年12月15日 に生まれました。
もし彼が今も生きていたら、今年で 193歳
そして12月27日は彼の命日です。

誕生日と命日が近いこの時期、家族でお参りに行ってきました。
毎年のことですが、静かな時間の中で彼の人生に思いを巡らせる、
少し特別な季節でもあります。

お墓はいつ来ても綺麗に整えてくださっていて、素晴らしいです。

エッフェル塔に刻まれる名 その1

エッフェル塔の第一展望台下に、グルっと外周を囲むように文字が刻まれているのをご存じですか?

黄金色に輝くこの72の文字は人名。実はこの名前、19世紀のフランスが誇った科学者・技術者たちのものなのです。

しかし、🤔なぜエッフェル塔に彼らの名前が?

🤔誰が選んだの?と思いますよね?

そこには、エッフェルが密かに込めた“未来へのメッセージ”がありました。

エッフェル塔のリベット

エッフェル塔を見上げたとき、無数に並ぶ丸い突起に気づいたことはあますか?
それが リベット(rivet)。日本語でいうなら「鋲」でしょうか。
19世紀の鉄骨建築を象徴する、いわば「鉄の縫い目」です。

私はいつも、塔の足元でそっと手のひらを当ててしまいます。
鉄なのに、ポコポコしていて、どこか温かく、可愛らしい。
今回はこのリベットを紹介します。

ギュスターヴ・エッフェルが称えた職人たちの証・プレート落成式

エッフェル塔を建設する時、現場のシャン・ド・マースで働いた職人(鉄骨組立、リベット打ち、クレーン操作、木型職人など)は約200人、ピーク時には300人いたとされています。

今日、エッフェル塔の内部で行われたセレモニーに参加してきました。
それは、136年前にこの塔を建て上げた職人たちへの敬意を込めたプレートの落成式です。

ルバロワ=ペレ市 メディアテック

ギュスターヴの経営するエッフェル社があり、ギュスターヴ家族も住んでいたルバロワ=ペレ市。ギュスターヴに因んだ通りや建物はいろいろありますが、この度メディアテックにギュスターヴの看板が取り付けられることになり、落成式にご招待いただきました。

放送日が決定いたしました

先日撮影させていただきました、NHK 世界ふれあい街歩きの放送日が決定致しました!

NHK 世界ふれあい街歩き

NHK BS及びプレミア4Kで放送されている「世界ふれあい街歩き」にサバンがちょこっと出演致します。今回は15区・エッフェル塔界隈を街歩きされるそうで、サバンはメンターとしての登場になります。

ボン・マルシェ

パリでデパートというと、ラファイエットやプランタンがありますが、何と言っても一線を画しているのはボン・マルシェ。1852年にオープンした世界最古のデパートと言われています。

エッフェルのルーツを訪ねて

以前にも記述したのですが、エッフェル家は元々エッフェルという苗字ではなくBönickhausen(ボニーカウゼン)という名でした。ギュスターヴの親の世代では自称としてエッフェルを名乗り、ギュスターヴの時代になって公式にエッフェルに苗字を変えたという経緯があります。

さてでは、エッフェルという名前はどこからやってきたのでしょう?

1889年 万国博覧会

今年は大阪で開催される万国博覧会(万博)。

元々各国で小規模に行われていたものが1849年に国際博覧会として提唱され、1851年、ロンドンにて第1回が開催されました。エッフェル塔が建設された1889年の万博は第10回、パリ開催は4回目で世界から35カ国が参加しました。

Page 1 of 10

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén