
エッフェル塔を、北斎の富士山のように描いたフランス人画家がいたことをご存じでしょうか。
エッフェル塔には1889年の開業時から、レストランやカフェといった来訪者を迎えるための施設が整えられています。開業当初、1階には4つの木製パビリオンが建設され、フランス料理、アルザス料理、ロシア料理、オランダ料理を楽しむことができました。時を経てそれらのパビリオンは解体されましたが、形を変えながら、常に上質なレストランサービスが展開されてきました。

パリ17区、マルゼルブ通りに位置するリセ・カルノは、19世紀後半、1869年に創設された歴史ある公立リセのひとつです。広大な敷地と重厚な校舎を備え、現在でも多くの学生が学ぶ教育機関でありながら、その建築自体も高い価値を持つことで知られています。
ギュスターヴ・エッフェルの工房がこの学校のホール構造を手がけており、そのホールは現在でも使われているとのことで、見学に行ってきました。

1889年5月15日、予定通りに完成したエッフェル塔は、一般公開と同時に人々を強く惹きつけました。そしてそれと同時に、エッフェル塔内で販売されたのが、フランスで初めてのイラスト付き絵葉書でした。
この最初の絵葉書を手がけたのは、彫刻家レオン=シャルル・リボニス。写真ではなく、線と陰影で描かれた塔は、完成したばかりの巨大構造物に対する驚きと高揚感を、そのまま紙の上に封じ込めたものだったのでしょう。
年明けに我が家に、ギュスターヴ・エッフェルの著書が2冊届きました。
家族で机を囲み、そっと本を開いてみます。

ギュスターヴは晩年、事業の第一線を退いた後も、毎日精力的に風力学や航空学の研究に勤しみました。
この2冊は、まさにその時期の研究成果をまとめたものです。
ギュスターヴ・エッフェルは 1832年12月15日 に生まれました。
もし彼が今も生きていたら、今年で 193歳。
そして12月27日は彼の命日です。
誕生日と命日が近いこの時期、家族でお参りに行ってきました。
毎年のことですが、静かな時間の中で彼の人生に思いを巡らせる、
少し特別な季節でもあります。
お墓はいつ来ても綺麗に整えてくださっていて、素晴らしいです。
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