私ども夫婦がギュスターヴ・エッフェル子孫の会、エッフェル塔と共に、ギュスターヴ没後100年を記念した展覧会、 EIFFEL -Toujours plus haut-(エッフェル 常により高く展)がエッフェル塔中庭にて2023年年末まで開催されます。

展覧会コンセプト

今日の私達にとってエッフェル塔の存在は明らかであり、パリの象徴として皆に愛されています。しかし、搭の建設前・中・後とギュスターヴが様々な障害を克服するために戦ってきたことを忘れてはなりません。

ギュスターヴの没後100年に際し、彼の子孫であるサバン・イエットマン-エッフェルがキュレーターとして、ギュスターヴの生い立ちや功績のみならず、世界の塔の歴史、そして常により高い搭を目指した人々の戦いについて、新しい観点で見つめ直します。

展覧会で使用する画像は主に家族やキュレーター本人のアーカイブから出典されており、その中には今まで公開されたことがないものも含まれています。ぜひお楽しみ下さい。

展覧会は70mのパネルからなり、7つのパートにより構成され、タイトルは以下の通りです。()内は私の方で追加したタイトル解説になります。

 01. LE DÉFI DE LA TOUR DE 1 000 PIEDS

  1000フィートのタワーへのチャレンジ 

  (歴代の塔プロジェクト)

 02. EIFFEL, L’HOMME DE FER

  エッフェル・鉄の男 

  (ギュスターヴの生い立ち・キャリア)

 03. LES RIVAUX DE L’EXPOSITION DE 1889

  1889 年万博のライバルたち 

 04. LA TOUR EIFFEL CRISTALLISE LES PASSIONS

  エッフェル塔が引き起こす情熱の火花 

  (クラッシック VS モダン)

 05. À L’ASSAUT DU CIEL !          

  空を制圧!

  (遂にエッフェル塔建設へ)

 06. HARO SUR LA TOUR

  困難に見舞われる搭 

  (エッフェル塔建設後、更に続く困難)

 07. LA TOUR SAUVÉE PAR LA SCIENCE

  科学によって救われた搭 

  (ギュスターヴの科学に対する興味・努力が搭を救う)

仏語・英語・西語の3言語による表示。入場は無料**です。

日本語解説はないのですが、写真やイラストなど見るだけでも見ごたえありのダイナミックなビジュアルをお楽しみいただけます。エッフェル塔建設の真実、建設に向けての奮闘ぶりなど、今まで知らなかった新しいギュスターヴに出会っていただけると共に、更に人々を魅了し続けるエッフェル塔を違った角度から眺めて頂ける、貴重な機会となることは間違いありません。

ぜひパリにお越しの際にはエッフェル塔、そして展覧会を訪れて下さい!

**エッフェル塔入場者と同じセキュリティーを通過する必要があります。また、エッフェル塔に上るためにはチケットが別途必要となります。

企画・執筆・キュレーター SAVIN YEATMAN-EIFFEL

アートディレクション SAV! THE WORLD PRODUCTIONS

グラフィック・コンセプトデザイン YUKIKO YEATMAN-EIFFEL

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