3月9日エッフェル塔内、ギュスターヴ・エッフェルの間(Salle Gustave Eiffel)にてエッフェル塔管理会社SETE、ギュスターヴ・エッフェル子孫家族会、ラポスト(フランス郵便局)より、エッフェル2023のプレスカンファレンスが行われました!

エッフェル塔第一展望階にある、Salle Gustave Eiffel

エッフェル2023とは、ギュスターヴ・エッフェルの没後100年を迎える今年に行われる様々なイベントの総称です。SETE社長マルタン氏より、エッフェル搭の取り組みについて説明があった後、家族会代表のミリアムから家族会自体の活動予定についてプレゼンがありました。

家族会代表のミリアム
Eiffel 2023

まずは、私達が準備・主催するエクスポジションがエッフェル塔の真下、地上階にて開催されることが公式に発表されました。サバンがキュレーターを務めます。

タイトルは<Eiffel, toujours plus haut!>(エッフェル、常に高く!)

技術と産業の進化の中で生まれた、今となってはフランスのシンボルとなった300mのエッフェル塔。これはその時代に存在した一番高い記念碑の2倍にあたる高さでした。

諸外国でも沢山の搭建設プロジェクトが組まれ、いづれもそれは頓挫していく中、1889年のパリ万博にて時代の変化をまざまざと見せつけたエッフェル塔。このプロジェクトを成功させ、更に出来上がった搭を守り抜くため、ギュスターヴはどのように戦ってきたのか。正にそれは<搭の戦争>と言っても過言ではないでしょう・・・。

エッフェル塔の真下のスペースにて、6月~8月までの開催となる予定です。入場無料の展覧会ですので、沢山の方にご覧いただければ幸いです。

フランス国内数都市、海外の数都市でも開催予定なのですが、詳細は決まり次第随時お知らせいたします。

私達が準備するエッフェル塔地上階でのエクスポジション、イメージ図

昨年末からすでに準備を進めていますが、やっと現実的になってきた感じ。日程もほぼ決定なので、ここから更に企画を詰めていかなければなりません。ぜひ楽しみにしていてください!

端末を使ったバーチャル体験のイメージ
音楽とプロジェクションを駆使した
イベントの開催

更に、詳細は先になるかと思いますが、エッフェル塔で、美術館などで最近見られるような、アプリを入れて端末(携帯など)をエッフェル塔にかざすといろいろな情報が見れたり、バーチャル体験ができるようになるとのこと。

また、アーティストとのコラボレーション企画として、音楽とプロジェクションを駆使したイベントが夏に開催される事です。さすがフランス人はこういうイベントに関するプレゼンが上手い!とっても興味をそそられる内容でした。

そして、もう一つ大切な発表がLa posteの代表からありました

3月27日にギュスターヴ・エッフェルの記念切手が発売されます!

記念切手、デザインの発表の瞬間
記念切手と一緒にパチリ。

1.80€切手です。フランスから日本に絵葉書を送るのに使えますね!ぜひご利用ください。

その他にもボルドーではボルドー橋にイルミネーションが施されたり、本の出版があるなど、様々なイベントが予定されています。ぜひ、フランスにお住まいの方も日本にお住まいでフランスに今年いらっしゃる予定の方も、皆様にギュスターヴについてもっと知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです!

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