1870、80年代はエッフェル社にとって栄光の黄金期であったと言っても過言ではありません。次々と大プロジェクトを成し遂げていきます。例えば、
ハンガリー・ブタベスト 西駅 駅舎 (1875)
ポルトガル・マリアピア橋 (1876)
フランス・ガラビ橋 (1882)
フランス・キュブザック道路橋 (1880)
アメリカ・自由の女神 (1881)
ニース天文台 (1884)
エッフェル塔 (1887)
などなど、数々の建設物を手掛けていきます。
しかしプライベートでは、1877年に妻マルゲリータ、1878年母メラニー、1879年父アレクサンドルと立て続けに失います。
その喪失感を埋めてくれたのは彼の仕事と子供達だったことは疑いようがありません。
*年号はエッフェル社に残る受注表からの抜粋。施工開始の年号になります。
1890年にエッフェル塔頂上に気象観測所の設置。気象学や風力学への興味が増していきます。
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