1870、80年代はエッフェル社にとって栄光の黄金期であったと言っても過言ではありません。次々と大プロジェクトを成し遂げていきます。例えば、
ギュスターヴの最初の大きなプロジェクトがボルドー橋 (La passerelle Eiffel) 建設です。7スパンの含む延長500mの大鉄橋ボーデラックスの橋梁工事でその工事のすべてを担当。この成功に寄って会社より個人で商談を受ける事を許可されます。ギュスターヴ25歳の時でした。
ギュスターヴ・エッフェルは1832年12月15日フランス・ディジョンにて生まれました。彼の父親はナポレオン軍の騎兵、フランソワ=アレクサンドル・ボニーカウゼン(自称エッフェル)、そして母親は石炭商を営んでいたキャサリン=メラニー・モヌーズ。
ギュスターヴはディジョン生まれ。18歳までこの町で過ごしました。生家のあったQuai Nicolas-Rolinには現在はその面影は残っていませんが、この度プレートが取り付けられ、その除幕式にお邪魔してきました。
エッフェルとゆかりのある都市はいくつかありますが、パリ郊外のルバロワ-ペレ市はとても深い関係があります。1888年にエッフェルが自身の会社エッフェル社を構えたのがこのルバロワですし、エッフェル自身もルバロワのルバロア=ペレ墓地に眠っています。
BS-TBSにて放送される「巨匠たちの輝き」という番組でエッフェル塔とオペラ座の特集をされるということで、サバンが出演させていただきました。