最終的に無罪になったパナマ事件でかなりの心の痛手を負ったギュターヴ。会社の経営を若手に任せ、エッフェル塔内のサロンにて自ら興味のあった分野の研究に勤しみます。
1909年にはエッフェル型と言われる風洞を開発し、オゥトイユにラボワトワールを構え、研究に没頭しました。
2021に夏に行われた東京オリンピック。
なぜか?我が家の息子達はこういう時、フランス人選手よりも日本人選手を応援します。パリにいながらも大興奮で毎日応援しました。
そして次は2024年パリオリンピック。東京からパリへのバトンタッチを記念して、フランスの造幣局から記念のコインが発行されました。
エッフェル塔の高さは建設時は300.65m(旗部を含むと312.3m)。1959年、そして2000年にもに塔の最上部にラジオアンテナが取り付けられるなどの拡張工事が行われ、高さは324m に。そしてこの度、更に無線アンテナが取付けられることになりました。
ギュスターヴは晩年、エッフェル社の経営を娘婿のアドルフ・サルと旧友モーリス・ケクランに委ね、気象観測、天体観測、生物学的観測、無線逓信研究にいそしみました。エッフェル塔内で当初は研究をしていましたが、後にパリ16区のオートイュに研究所を構えました。それがラボラトワール・エッフェルです。
皆さん、パリにエッフェルに因んだアドレスはどの位あると思いますか?
もちろんお店や場所の名前としてはいくつもあるのですが、公式のアドレスとしては7区にあるAvenue Gustave Eiffelのみ。エッフェル塔とシャンドマース公園の間に走る通りです。
そしてこの度、 エッフェル塔の4本の柱の間にある遊歩道がEsplanade des Ouvriers de la Tour Eiffelと名付けられることに。
さて、今回のお話はフランスで公開された映画「EIFFEL」。家族は映画の製作には関わっていないのですが、やはり実在の人物を主人公に据えた映画という事で家族会には早くから制作側からコンタクトがあり、サバンは初期のスタッフ試写会から映画を拝見する機会に恵まれました。
家族が抱いているギュスターヴ像とはかなり違いはあるものの、自分たちの祖先を映画にしてくれているという事への感謝を込めて、映画のプロモーションに一役買わせていただくことになりました。
ボルドーに住んでいたこともあるギュスターヴは邸宅やシャトーなどボルドーに所有していた財産を長男エドワードに相続させたため、エドワードの子孫は今もボルドーに住んでいる人が多くいます。
この週末はボルドーで集まろうという話になり、家族でボルドーに行ってきました。
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